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2021/04/12 14:22
『どれにしようかな?』
キモノnao 「和色十色」
帯締め・帯揚げ
着物をコーディネートするときに楽しくもあり悩ましいのが、帯締めや帯揚げの色選び。
色のさじ加減で着物の雰囲気ががらりと変わってきます。
今回は着物コーディネートのツボともいわれる小物選びを
『難しいと感じるよりも楽しい♪キレイ!』
が生まれるような色を厳選し
をオリジナルで制作しました。
◎キモノnaoオリジナル◎
今回は細冠を10本リバーシブルでのラインナップです。
帯締めの定番中の定番といっても過言ではない「ゆるぎ組/冠組」
礼装からお洒落までの万能選手ですから、とても重宝します。
キモノnaoでは、主に単衣・夏向きのやや細めの幅のゆるぎ組をオリジナルで作成しました。
細めといってもその違いは僅かに1~2mm。
細めの端正な幅がお好みの方は通年ご使用されています。
制作は、老舗和装小物メーカー「襟秀」さんにお願いし、京都の北山・杉の里で組み上げられた高級帯締めとなっています。
◎キモノnaoオリジナル◎
2色帯揚げとなっていますので、使い方は4通り!
・折り方によって2通りの色を見せる
・2色の境界部分を見せる
・後ろのお太鼓結びの中で捻ることで、正面では左右の色の出方を変えて見せる
・折り方によって2通りの色を見せる
・2色の境界部分を見せる
・後ろのお太鼓結びの中で捻ることで、正面では左右の色の出方を変えて見せる
地紋のデザインにもこだわりました。
採用したのは、伝統的で時代・流行に流されない『ダイヤ柄』
上品で知的な印象を与えるデザインなので、落ち着いた雰囲気を作り出し、さりげなくお洒落に大人のコーディネートに仕上げます。
制作は、老舗和装小物メーカー「襟秀」さんにお願いし、生地は日本一の縮緬産地・丹後で織られた「丹後ちりめん」を使用、美しい光沢が地紋に映え綺麗な色を魅せてくれています。
◎色の風景◎
みなさんも私もモノクロの世界で生きていません。必ず色が回りを取り囲んでいます。
例えば…
新緑がまぶしいときの緑色、
夏の照り返す太陽の赤色、
秋の紅葉を楽しむ黄色、
一夜明けたら雪化粧した白色、など
日本には四季と共に沢山の色が感じられます。
また気分によってもいつもの風景が色鮮やかでさわやかな色に見えたり、くすみがかった寂しそうな色に見えたりもします。
◎感じる色の風景を切り取って◎
キモノnaoでは、季節・場所・時間・気持ち・イメージなどによって感じる色の風景を切り取って「和色十色」。
一つのイメージにつき和色2色選んでいます。
それぞれの色が持つイメージや情景を思いながら、季節にあわせて、気分にあわせて、場所や時間に応じて、お客様それぞれに着物コーディネートをお楽しみいただけたら嬉しいです。
お着物や帯をセンス良く引き立たせたり、馴染ませたりできる色を選んでいますので、いつもと違う色合わせなども安心してお楽しみください。